こんな方はぜひご相談を
「糖尿病または予備軍」
と言われた人
糖尿病とは?
ブドウ糖(炭水化物の構成要素)は,体の構成要素である細胞のエネルギー源です.このブドウ糖を使い,細胞内に留めておくには膵臓(すいぞう)のβ(ベータ)細胞から出てくるインスリンというホルモンが必要です.
糖尿病は,インスリンの不足や効きの悪さにより,細胞がブドウ糖を使うことができずに,結果的に血糖値(血液中のブドウ糖の濃度)が上がる病気です.体の中の化学反応(代謝)がうまく行かず,細胞の老化,特に「血管の老化現象(詰まったり破れたりすること)が20年以上早く進み,その分寿命が短くなり,透析療法を受けないと苦しくていられなくなったり,失明や足先に壊疽(えそ)が起き,生活の質が落ちたりする病気です.
お腹が出て,
健康的に痩せたい人
お腹がいっぱいとは?
ほとんどの患者さんは,自分はそんなに食べていないと思っています.あるいは,こんな量じゃ物足りないと思っています.その感覚が,「ずれ」だと思って下さい.疲れ具合や勤務時間,体格で量を決めると食べ過ぎのもとになります.疲れないようにするには,日頃の運動で体を鍛える必要が有ります.その「ずれ」を治して行きましょう.「満腹」になることとは,食事を良く味わい「満足」して食べることであって,お腹を満杯にすることでは有りません.我慢せずとも, 1食分で満腹になるために「咀嚼法」と「箸置き法」があります
体重が減り,眼が飛び出て,
胸がドキドキする人
甲状腺機能亢進症状は?
バセドウ病や無痛性甲状腺炎の場合,血液中に甲状腺ホルモンが過剰にあるので,「じっとしていても全力疾走しているような状態」になります.胸はドキドキ,汗はダラダラ,体温が38度近くにまで上がることもあります.足はガクガクし,3ヶ月半年で体重が5〜10kg減ることもあります.腸が動くので,原因不明の下痢として経過することもあります.子供であれば,落ち着きが無くなります.無痛性甲状腺炎であれば,数ヶ月で症状はおさまります.
体重が減り,口が乾き
多飲,多尿になった人
糖尿病とは?
ブドウ糖(炭水化物の構成要素)は,体の構成要素である細胞のエネルギー源です.このブドウ糖を使い,細胞内に留めておくには膵臓(すいぞう)のβ(ベータ)細胞から出てくるインスリンというホルモンが必要です.
糖尿病は,インスリンの不足や効きの悪さにより,細胞がブドウ糖を使うことができずに,結果的に血糖値(血液中のブドウ糖の濃度)が上がる病気です.体の中の化学反応(代謝)がうまく行かず,細胞の老化,特に「血管の老化現象(詰まったり破れたりすること)が20年以上早く進み,その分寿命が短くなり,透析療法を受けないと苦しくていられなくなったり,失明や足先に壊疽(えそ)が起き,生活の質が落ちたりする病気です.
「甲状腺が腫れている」
と言われた人
甲状腺自己免疫疾患とは?
免疫とは,本来自分を攻撃してくるウイルスや毒物に反応して戦って排除する働きです.戦う相手が自分自身の一部に向いてしまうと病気になります.
有名な自己免疫疾患には,関節リウマチがあります.この場合,戦う相手が関節の滑膜なので,関節が侵され,非常に痛い思いをします.一方,戦う相手が甲状腺に向くと甲状腺が腫れてきますが,通常痛くありません.甲状腺自己抗体と言って,本来外敵と戦う物質が血液中に現れます.この抗体の種類によって大きくバセドウ病か橋本病に別れます.甲状腺はホルモンを産生している臓器なので,ホルモン値が変動すると症状が出ます.自己免疫性甲状腺疾患を治療する目標は,甲状腺ホルモン値を正常化することです.
コレステロール,
中性脂肪が高い人
生活習慣病患者さんはなぜ食べ過ぎてしまうのか?
糖尿病に限らず,生活習慣病になっている人たちは,動いて消費したエネルギー以上に食べています.必要な分だけ食べて満足できない(食べ方がへたな)人たちです.あるいは,動いて消費したエネルギー以上の食事を食べたあと,ようやくお腹が一杯に感じる人たちです.したがって,なぜ食べ過ぎてしまうのか,あるいは,食べざるを得ない状況に陥ってしまうのかを考える必要があります.そのヒントは,健康な人たちと異なっている,食生活上の自分の「くせ」と「ずれ」の中に有ります.
首から顎,耳にかけて痛みが飛び,
首の前を押すと痛みがある人
甲状腺に痛みが出る病気とは?
甲状腺に痛みを生じる病気では,亜急性甲状腺炎と甲状腺の嚢胞(腫瘍の内部にコロイドというドロドロした液体をためているもの)に出血をきたした場合があります.稀に橋本病が急性増悪した場合や,細菌が甲状腺に感染した場合(急性甲状腺炎),甲状腺未分化癌などがあります.
自分の食生活をなんとかしたいと思っている人!